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きっと いつか
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作詞 葉之和 天 |
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優しさで始まった 物語のページをめくった
それは時に残酷で終わり 理不尽の積み重ねだった
街は物静かで 雲一つない青空だけど
心の奥で自分だけが 寒さに身を潜めてる
「うまくいくことばかりじゃない」 そう僕の手を握ってくれた
君の優しさとは裏腹に それは僕を苦しめ続けた
降りやまぬこの雪が 僕の熱冷まそうとも
思い描いた夢のように 「君」がいるから「僕」もいるんだ
それはこの雪のように儚いけど
冷えた僕の手を いつも温めてくれてた
君の手はもうここにはないけど
「逢いたい」なんて言わなきゃよかった きっといつか思い出す
風が僕の耳を 突き刺しながら過ぎてゆく
春が来る頃には 僕は君を探して迷っているだろう
本当に必要なものじゃない でも何故か求めてしまうよ
僕が夢で呼ぶと君が優しく 微笑み返してくれるから
降り積もる恋しさが 僕の針止めようとも
僕は真っ白になりながら 君のゆく当てを追いかけよう
そして時は流れて
降り続くこの雪が 僕の道閉ざそうとも
君が残してくれたのものは絶対守る そう決めたんだ
僕はまだ歩き続けていよう
降りやまぬこの雪も やがて空に溶けていく
今より確かなものになって 君に会いたいと思う度に
僕はこの日とともに きっといつか思い出す
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