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春の匂い
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作詞 ベイダー |
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信じることはできる?
裏切られるかも
誰かと誓い交わすたび
心の中の
暗い僕が
僕にそっと尋ねる
傷つくことが
怖くて
大切なものを
作れなかった
そんな今の僕を
変えたいけど
踏み出せない
この弱さ
春の匂いに誘われて
飛び回るあの蝶のよう
自由になれたら良いのにな
閉めきった心の戸を
誰か叩き開けてくれないか
歩き疲れたからと
腰を下ろした
誰かの綺麗な夢の上
砕けてしまった
夢の欠片
心に突き刺さるよ
罪を背負って
歩く
明日への長い道
もう戻れなくて
それは悲劇のよう
通りすぎても
心をつかみ
離さない
春の匂いがこの僕の
閉じたままのこの心を
少しずつ暖め癒してく
「十分頑張った」と
風がそっと呟いた気がした
春の匂いに誘われて
飛び回るあの蝶が
僕の肩で夢を見ている
穏やかな時間だけが
あの風と共に流れてく
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