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Midnight Green
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作詞 Saku.K |
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真夜中のハイウェイ走りながら 流すポップミュージックが何故か切なく聞こえる
潤む瞳のフィルターで 投光器が歪んで見えた
蜃気楼みたいな人影を見て 自らの頭を疑い何度も首を傾げる
悲しいことが多々あるのに ただ一つしかもう無いんだ
君のユメを見たんだ それはそれは綺麗なユメだった
両手で掴もうと 何度も手を動かしてみたけど
ふわりと消えたものは 緑色にぼやけてしまうだけ
十年後の自分はどうなるの? 問いかけてみたけれど答えは一つしか浮かばない
今よりもずっと不幸せ それは間違いないのだろう
希望に震えた幼かった頃 何も考えずに走り回りそして失敗した
「どうして?」は友達だったと 今の僕にも言えるのかな
「君のユメだけ見たい」 そんな我儘な言い訳はやめ
もう一度舞い戻り 無邪気に笑い合っていたいよ
さらりと雫が落ち 心のワイパーで拭い去るよ
何度も訪れる分岐点 人生の選択肢を僕は間違っていないかな?
赤色灯が歪んで また眼前に赤いフラッシュを焚く
真夜中のハイウェイ 漆黒の空に緑のアーチ
見慣れた光景でも 今日見える物はただのアート
明後日も僕だけが 心の中で君の画を描くよ
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