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なんて思ってた
作詞 ReQueens
地球上の生命の数は
決まってると思ってた

僕が生きるこの世界は
不平等だと思ってた

待ってれば平和な時代が
やってくると思ってた

時が進むにつれて
自分も変わると思ってた

そんな世界で僕は
人を愛しようと思ってた


あれもこれも決めつけて
角の増えるフレームの中
理論まかせで感情論知らず
脳からの信号はためらいがちで
手足心臓その他に届かぬまま


失敗は全て
価値を下げるものだと思ってた

程々でなにもかも
うまくいくと思ってた

僕を好きでいてくれる人を
好きになろうと思ってた

人を靴下に例えたなら
君と同じ柄だと思ってた

でも僕が先にほつれちゃって
君は違う柄と歩いてく


やがて君が離れても
何もなかったように振る舞う
見えるものすべて変わったのに
あるのは鼓動のない心臓
また気持ちを頭でごまかす


喜びもない
怒りもない
哀しみもない
楽しみもない

今じゃ何も感じない
そんな風に作り上げた
それは自分どれも自分

いつもいつも自分ばかり

守って守って
逃げて逃げて
逃げて逃げて
逃げて逃げて


生命の数だけ感情があるかもしれない

良いも悪いも本当は同じかもしれない

時は自動じゃなくて手動かもしれない

ゴールはただの通過点かもしれない

それでも生きる意味はあるかもしれない

運命って言葉はでたらめかもしれない

僕は何もわかってないはずなのに



なんで想ってた?



やっと気づいた

見つけた

離したくないもの
命かけられるもの

両面にそう記されてるから
2度とこの気持ちは変わらない
それだけしかわからないけど
踏み出してみようかな


糸を手繰り寄せた先に
君がいたならいいな


なんて思ってた

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歌詞タイトル なんて思ってた
公開日 2017/05/08
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
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