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大志を抱け!
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作詞 入ジャージー終 |
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未来の自分に置いてかれるような焦りと、過去の自分を見失うような痛み、
「いったい僕は何をしてるんだ?」そんな問だけが虚しく渦巻く。
「いっそ逃げてしまおうか?」
6時半の駅のホーム、喧騒の端。イヤホンを生命維持装置にしている若者の絞り出した本音は口から転げ落ちて1か0のデジタル信号になって電子の海へ消えていった。
逃げた人が落伍者ならば、
現実にしがみついたもの勝ち?
人との競争に自分という存在は無価値で、夢も希望もすべて進路調査表のマークシートの鉛のカスになって飛んでった。
希望する大学、希望する職業、希望する給料、子供は何人?パートナーに望むことは?退職後の趣味は?
きっと全てが叶えば自分の努力も報われるのでしょう!
尤もそれは今私が思ってることです。
十二個のタッチパネルを叩くスピードは僕等の呼吸の速さと同じだ。
画面に文字が打ち出されるスピードで、生きていこうと想うのです。
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