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曖昧
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作詞 i海 |
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あの頃は架け替えのないものって言われてもいまいちピンとこなかった
何が大切で 何が幸せで 何が本物で
曖昧にぼんやりしてた
僕は「ただ」日々を過ごしていた 「懸命」は言葉を知ってるくらいだった
そんな僕に君が教えてくれた 「わからなくていい」
きっと世界は曖昧に漂っていて 確かな真実(こと)なんてひとつまみしかないんだろう
ずっと世界は曖昧に微笑んでいて いろんな真実(こと)を決めつけないんだろう
そんな世界で僕は君といたいんだ いつの間にかわかる気がした 「本当」と「ありがとう」
どんなに不確かでも僕は言うよ 「多分君は僕の架け替えのない人」
ある雨の日 僕は泣きじゃくる空になんとなく目を泳がせていた
どれが正解で どれが正論で どれが正当で
曖昧にぼんやりしてた
僕は「ただ」いつも黙っていた 「懸命」はイメージなんかを捉えれるくらいだった
そんな僕に君は教えてくれた 「それでいいんだよ」
きっと世界は曖昧に黙っていて たくさんの涙をその身に溶かしているんだろう
ずっと世界は曖昧に知っていて 数え切れない声も願いも見守っているんだろう
世界は始まった瞬間から曖昧なんだ
きっと世界は曖昧に漂っていて 確かな真実(こと)なんてひとつまみしかないんだろう
ずっと世界は曖昧に微笑んでいて いろんな真実(こと)を決めつけないんだろう
きっと世界は曖昧に黙っていて たくさんの涙をその身に溶かしているんだろう
ずっと世界は曖昧に知っていて 数え切れない声も願いも見守っているんだろう
それを君が教えてくれた 「わからなくてぼんやりでそれでいい」
その日僕は知ったよ 大切も幸せも本物も 正解も正論も正当も
どれも人それぞれ違う姿をしてるんだろう 確かな姿はないんだろう
僕のその「姿」は曖昧だけど 思うにそれは君の「姿」なんじゃないかな
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