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タンポポ依存症
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作詞 NYHY |
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あなたの声が海面を揺らした
夢みたいに晴れ渡った夏
街を吹き抜ける風の全てが
優しく背中を押す
あなたはよく笑うけれど
私は滅多に笑えない
まるで鏡の中の人
みたいにあなたを真似した
もういっそ時が止まって
このままずっとこうしていたい
臆病な私を包み込んで
芽吹いた黄金色の花
タンポポの花びら ずっとこのまま
どこまでも どこまでも
世界を明るくしていて
笑えてる私を 君の中に見た
いつまでも いつまでも
私に魔法をかけていて
私の嘘が海面を汚した
嘘みたいに枯れていった花
街を吹きすさぶ風の全てが
揃って鼓動を消す
あなたはよく笑っていただろう
私は今更笑ってる
一人嵐の中にいて
そうして涙を隠した
もういっそ息よ止まって
このままそっとお別れしたい
臆病な私の手を掴んで
嘆いた夜明け色の夜
ああアブラカタブラ ずっとあの日を
どこまでも どこまでも
世界に光を戻して
笑えてる私が 君の中にいた
あの夜が いつまでも
私に呪いをかけていて
アブラカタブラ アブラカタブラ
アブラカタブラ アブラカタブラ
アブラカタブラ アブラカタブラ
ああもう疲れちゃって
気付いたらもうあした
でもそれでも 本当になにもかも
いらなくなったから
ただアブラカタブラ あの黄色い花が
また芽吹く時まで
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