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明暗
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作詞 anysome |
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車の窓に連なる雪の花
あたりの木は霜柱で彩られていて
透き通った空には白い月
歩くと発砲スチロールの音がする
肌に突き刺さる痛みは昔どこかで
味わったような
いつだったっけ?
キラキラ光るこの世界の中で
君を見れたらいいのに
それを叶えられなくしたのは
僕自身だったね
掴んだ雪はもろく崩れていった
青と白のコントラスト
綺麗だからずっと上を見て歩いていて
凍った地面に足元をとられ
起き上がると君がいなくなっていた
前に君が吐き出してた白い息は
ため息だったのかな?
冬の情景はその事実さえも
美化させてしまう
撒き散らした雪は儚く消えた
時が過ぎると思い出せなくなって
でも風が与える昔の痛覚は
今でも鮮明に蘇るよ
僕にこの呪縛を与えたのは君
ずっと背負い続けていくよ
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