|
|
|
追憶
|
作詞 ジョニー |
|
春を待ち侘びて
冬を憂い
逆らう事の出来ない四季を呪う
君に会いたくて
寒さに耐え
陽の光と温もりを願うばかり
閉じかけた冬は期待を煽ぐばかりで
再び冷たい結晶を撒いては
天を仰ぐ私を嘲笑うの
雪解けを待つ私に
誰かが毒のリンゴを差し出したなら
私はきっと生涯眠り続けるでしょう
戻るはずのない君を求め
期待に胸を弾ませ
現実から逃れる様に
ただずっと
一人孤独に
春を待ち侘びて
冬を憂い
そこに確かに降る雪を否定する
君に会いたくて
今日も一人
閉じかけた冬の合間を糸で塞ぐ
目が合うたびにただ微笑み合った日々は
泡沫の幻想だったの
記憶の断片を掻き集め
今日も一人眠ろう
溶けることを知らない淡雪
春の訪れを許してはくれない淡雪
君を待ち侘びて
いつも一人
二人歩んだ道を辿り足跡を探す
そして辿り着く
確かなこと
泡沫の日々の終わり君との別れ
君に会いたくて
今日も一人
閉じかけた冬の合間を糸で塞ぐ
|
|
|