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私髪を切りました
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作詞 B.HIDEO |
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あなたは私にとって大切な人でした
たくさんの思い出をくれた人でした
今でも初めて会った時のことは覚えています
あれは街の本屋の片隅で同じ本を偶然取り合った
手と手がぶつかってその時あなたのことに気づきました
あなたの優しい瞳に私は熱くなるものを感じました
その後もなぜか同じ本屋でお会いしたので
挨拶したら私のことを覚えてくれてました
それから言葉を交わしたから 笑顔が素敵だったから
二人の恋はスタートしました
私髪を切りました あなたに失恋したからじゃなかったけど
私髪を切りました 思い出にしがみつきたいとは思わないけど
あなたと最初のデートは何故か雨でした
それでもあなたは笑顔で待ってくれました
喫茶店で何を話したのかも今でも覚えています
あなたは好きな映画の話を詳しく話してくれました
その後に行った映画であなたと一緒に泣きました
あなたは私の22歳の誕生日を祝ってくれました
プレゼントよりあなたと一緒にいることに
涙したらあなたは私を優しく抱いてくれました
それから温もり感じたから ずっと一緒にいたかったから
二人の生活がスタートしました
私髪を切りました あなたが好きだった髪型だったけど
私髪を切りました いつまでもメソメソしたいとは思わないけど
あなたと暮らした部屋はとても狭かった
それでもあなたがいたから幸せでした
はじめて二人で迎えた朝のことは今でも覚えています
あなたに作った朝食を美味しそうに食べてくれました
ただそんな甘い生活は長くは続きませんでした
ほんの少しの勘違いがほんの少しの口げんかが
二人に変な沈黙を作ってしまいました
そしてあなたは部屋を出て行ってしまいました
二人の楔が外れたから 二人とも若かったから
別々の人生がスタートしました
私髪を切りました 早く大人になりたいとは思わないけど
私髪を切りました 新しい恋をすぐにはしたいとは思わないけど
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