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姿見の中に‥
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作詞 只見つづり |
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いつもより時間をかけて
鏡に向かうわ
あなたに逢って最初の
言葉を考えながら
夕闇が近づいた部屋
明かりをともすわ
着てゆく服を選んで
鏡に映すの
姿見の中に映る私は
静かな予感を纏って
少し浮かれて見えるかしら
小さな宝石身に着け
はやる気持ち抑えた
今夜はあなたに包まれて
愛する喜びに包まれて
二人は忘れていた過去へと
戻るように時を越えてゆく
「いつもよりとても綺麗だね」
お世辞ね 照れくさい
あなたがそっと触れたら
その手が震えているの
ときめきが膨らみ始め
あなたの横顔
流れるようにかすんで
瞳を濡らした
姿見の中に映る私は
白い少女に戻って
どこか はにかみうつむいている
あなたが差し出す右手に
左の手を重ねる
小さなリングを渡された
愛する喜びに包まれて
左の薬指に輝く
エンゲージリングが星になる
You said
Please marry me.
今夜はあなたに包まれて
愛する喜びに包まれて
時間よ、止まれ 時間よ、止まれ
恋が今は 愛になってゆく
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