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月虹
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作詞 只見つづり |
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12月の黄昏時は
鉛色の雲を透かして
真っ赤な月が東の空を
ゆっくりと昇ってゆく
どこに隠れても私のことを
黙って月だけが見ている
秘密にしているこの恋までも
見透かされて心苦しくなる
甘い言葉にいつまでも
一縷ののぞみをつないでは
別れの辛さを先送り
どうか罪深き私を許してください
12月の真夜中過ぎに
月の光 雲は虹色
冷たい空気 指を凍らせ
ひとりきり死にたくなる
明日は幸せな未来になると
祈って信じていいですか
雪よりも白くこの宿業が
償えるというなら幸せね
月の光にひざまずき
祈りをささげるこの夜に
神様あなたに誓います
人に言えない恋など二度としませんと
神様あなたに誓います
道を間違えた私は元に戻ります
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