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花吹雪舞う、最後の春に…
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作詞 只見つづり |
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思い出が たくさんあって
溢れるぐらいに こみあげて
僕は何も 言えなくて
ただ空を 見上げていた
初めての 君との出会いは
眠たい午後の 教室だった
僕の横に 座る君
横顔が 輝いていた
花吹雪が舞う 桃色の並木道
君と歩く 最後の春に
僕は何を 言えばいい?
故郷に戻る 君に贈る言葉を
探し続けて 考え続けて
気が付けば 駅はもうすぐ
君が恋をした その日にも
頑張れと 僕は言ったけど
ホントは少し 悔しくて
不機嫌に なっていたんだ
君が振られたと 聞いた時
「一度や二度は あること」
そんな言葉で 励ました
裏腹に ほっとしていた
花吹雪が舞う 4度目の春の日に
君と歩く 最後の春に
僕は何も 言えなくて…
故郷に帰る 君にかける言葉を
探し続けて 考え続けて
気が付けば 駅のホームに
「会おうと思えば いつだって
会える」と 君は言うけど
この先二度と 会うことは
ないことに 気づいている
花吹雪が舞う 桃色の並木道
君と歩く 最後の春に
僕は何も 言えなくて…
故郷に帰る 君にかける言葉を
探し続けて 考え続けて
気が付けば 君はもう いない
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