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華のような人生
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作詞 ハリ |
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現実に塗れた花を君にあげる
それをいっぱい抱きしめて
昨日の風と何処かに飛んでいくの
掠れた傷痕と赤い炎
同じ空気に触れて
明日に向かっていくの
怖くないよ
怖くない
茶色の錆びれた手摺は
今日も同じだから
思い描いた人生とは違うけれど
何とか水平線に生きているわ
絵に描いたような日常ではないけれど
それなりに楽しい事もある
死に際に放ったセリフ
道端に転がる虫の死体と一緒に
蹴飛ばすの
偽善によって鳥かごから放たれた虹色の鳥は
途方に暮れて野垂れ死ぬの
痛くない
痛くないよ
だって世の中には
自分より辛い思いをしてる人間が沢山いるんでしょう
現実の花を受け取る過去の自分はきっと
見せかけの放物線を描いて
胞子を投げるんだ
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