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春的な
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作詞 僕 |
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秘密基地から抜け出して
郷愁だけの街角で飛ぶのをやめる
決意が浸って 矢印が揺れる
追いかける春を 追いかけてくる風は
青空の下から宇宙まで翔ける
僕の前髪の踊り方
あの子がいなくても春はくるようです
言葉にして鋭く
いつかの自分と重ならなかった
僕が気づけなかった影の形が 僕じゃないようで 春的なもので
この生活からはみ出して
哀愁とかに耳を澄ますのをやめる
思い出が弱って 昔がほつれる
なにか隠した神の手は 君が泳いだ海からじゃ
消えない去年の日々に見えただろ
あの子のスカートの揺れ方
つまらなく退屈でも春はくるようです
思い出して深く
子供の頃の僕に重ならなかった
ずっと身代わりだった影の形が 他人のようで 春的な気分で
単純な仕組みを忘れて
つい懐かしくなって
あの子が去ったから
自分自身を忘れて
通りすぎて淋しく
いまの自分に羽根はなかった
街に落っこちた雲が もう 春的な魔法で
言葉にして鋭く
いつかの自分と重ならなかった
僕についてきていた影の形が 君じゃないようで 春的なもので
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