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記憶の中で
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| 作詞 此ノ世さん |
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答えのない日常にいつしか飽きてさ
自分を壊しそうになっていく
母の温もりも誰かの冷たさも
忘れて生きて行くのだろう
世界が無残無情に回っていく
どうにも出来ない力持ち続けて
俺は沈んで沈んで呼吸が止まり続ける
泡の酸素が溶けて俺を見下す
手を取ってと君が目の前に現れる瞬間
ずっと待っていたよ 力もない無知な俺が
これからの道標を作っていってさ
夢のない世界になっていくのだろうね
幼い頃を懐かしむのは 気持ちを忘れた証拠
寂しくなっていく時間 無駄だと頭を振る
厳しくなった自分世界 縛っていくルールに
捕まって命を削り減らしていたのは
いつしかのあの人みたいだった
濡れた雨の冷たさを遮る君が憎らしい
助けてばかりじゃ 恩が増えていく一方さ
横顔みながら 変わらない所を見つけては
内心で喜ぶ 不思議な空の色を瞳に映して
記憶する 失くす宝物を仕舞うのは
君の色を欲しがっていたから
まだ 雨は降り続ける
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