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未成年
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作詞 ろいろい |
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間違えてはいけない この世にあるはずの自由とは
ただ許される数が多いってだけだ
誰かにとって君は自由で 君にとって自由は遠くにある
たまたま僕には君が自由に見えてしまった
夜の向こうの朝日を見るだけなのに
僕の足元に潜る魚を見たいだけなのに
どうして
そうやって一つまた一つ失っていく消えていく
あともう少ししたら僕はなにを残せるのだろう
せめてこの心だけは奪わないでここに置いといてなんて
言葉さえいつしか忘れるのかな
間違えてはいけない この世にあるはずの愛とは
ただ与えられることが多いってだけだ
誰かにとってそれも愛で 僕にとっても限りなく愛で
たまたま君だけには愛に見えなかっただけ
上手に出来たから褒めて欲しいだけなのに
ちゃんと頑張ってきたから笑って欲しいだけなのに
どうして
こうやって一つまた一つ失っていく消えていく
まだ大丈夫だと強がって君は涙を拭いた
せめてこの夢だけは奪わないでそれは僕の命なんだ
僕はまだ死にたくない
生きて 生きて 生きていたいのに
こんな辛いことがあってたまるか
生きていたいのに死にたいと言った
だってずっと前から僕ら間違えていたから
自由と愛に流されていた その波の中から君は
細い手を伸ばした
そうやって一つまた一つ思い出していく足掻きながら
まだ負けないよと蹴り上げて君は泳ぎ始めた
せめて憧れだけは奪わないでそれはあの子の希望なんだ
あの子を殺さないでくれ
こうやって一つまた一つ抱いて進む背負い歩く
あともう少ししたら僕はなにを残すのだろうか
奪いながら 奪われながら 未来を描く
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