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終着点
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作詞 ろいろい |
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店の前で待ち惚け 嘲笑う群衆睨み付けた
足早な時に悪戯されて 唇噛み締めてた
僕の心を掻き乱してた あの音楽も聴きたかねえや
生きてきて何度も味わってきた この苦味を僕は知っている
勇気なんてもん もう知らねえよ
そいつのせいで 僕はいつも
道端無様に 転けて 大恥かいて
その度に 傷ついてきたんだ
自分の馬鹿さに 飽き飽きして 全て嫌って
投げ出したくなって でもどうせ
捨てたら後悔するから
こんなところで 諦めてたまるか
無意味 不可能 それがどうしたんだよ
この道は 僕だけの道 邪魔する筋合いなんて
誰にもないんだよ まだ 終わらない
明日も その先も 終わらせない
向こう岸まで行こう 文句ならそこで言え
独りではできないから 人を信じてしまったんだ
その優しさに触れたイノセンス 麻痺して騙されてた
涙堪えても止まらなくて 幽霊のように歩く夜道
生きてきて何度も味わってきたくせにまだ間違い繰り返す
もうどうでもいい こんなでかい夢
叶わないこと 知っていたさ
振り回されては 汚れ ほら、ぼろぼろだ
その度に 綺麗事に縋り
「もう一度」なんて 僕はいつまで 言うつもりだろう
投げ出したくなって 投げ捨てた
後悔なんてするもんか
これでいいんだ 諦めさえすれば
無意味 不可能 その言葉もなくなる
明日から 馬鹿にもされず 勝手に邪魔されることも
二度とないんだよな 嗚呼 清々した
普通に 何もなく 生きていける
此処が終着点だ もう頑張らなくていい
向こう岸は 光放つ
そこを目指して泳ぐ者たちに
罵られた気がした じゃあ僕はどうしたらいいんだ
もっと夢を見たかった 否定されるのが辛かった
逃げた方が楽だったんだ
そうか 答えなら僕の中にあるじゃないか
悔しかった 苦しかった 未来を馬鹿にされて
それなら 叶えるしかないな
また 濁流に 飛び込むしかないな
僕も 僕も その 向こう岸へ
この際独りでいいさ
見てろよ 僕はまだ 諦めないさ
こんなところで 終わらせてたまるか
無意味 不可能 それが正しいのかよ
この道は 僕だけの道 邪魔する筋合いなんて
お前にはないんだよ まだ 続いてる
明日も その先も 続けてみせる
向こう岸で会おう 戦うのはそれからだ
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