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怪獣
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作詞 ろいろい |
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ふざけて 巻き戻す ヒロインの涙
飽きて リモコンで頭殴って 蹲った
無音が怖くて テレビの騒音は
なんかうざくて よく分かんなくなった
街に繰り出したら スカートに突き飛ばされた
「あいつなんかキモい」って
誰のことか分からないけど
僕のことかもってそう思ったりした
でもそいつが誰か 知らなかった
気がついたら 行き場無くした怒りを
無造作に投げつけられても
いつしか 歯向かうことさえできなくなってた
死にたい
僕はこの街を壊しにやって来たんだよ
お前らの心をぶっ潰しにやって来たんだよ
枯れて 内臓が抜けるくらいに
叫んで 歌って
だから僕は生まれて来たんだよ
小さな社会 それは「言葉」で
或いは「ペイント」で比喩される
腐った声を出せない代わりに
狡賢く 批判だけしたよ
なんか僕たち 一人じゃ耐え切れなくなって
味方欲しがって 綺麗事じゃつまんないんだろ
悪事働かんと 僕に気づかないしょ
「死ね」「消えろ」「馬鹿」「w」「どうでもいい」「どうでもいい」
「ウザい」「キモい」「事故」「吐くわ」「は?」「どうでもいい」
その言葉、どうでもいい
僕はこの街を壊しにやって来たんだよ
お前らの舌を粉々に砕きにやって来たんだよ
助けて 死にたい その言葉を今、
笑っただろ?
さあ、制裁だ
そのため僕は生まれて来たんだよ
やったやってない 知らない、あーそれね
知った被んなよ 馬鹿ばっかりのくせにさ
「障害w」とか言って笑ってる奴ら
欠片失くした人間前にそんなこと言えんのかよ
許されると思ったのか 思ってないなら檻に入れ
そんなお前が邪魔なんだよ
生きてる価値ほしいなら 逃げんなよ
僕は生まれてから 嫌われるためだけに
生きてるようなもんで そんなの分かってんだって
でももう嫌いなんだよ
うるさい とっとと消えろ
そう思う自分が大嫌いで
僕はこの街を壊しにやって来たんだよ
お前らの心をぶっ潰しにやって来たんだよ
隅に咲いた花が潰されないように
道歩く虫が 死なないように
お前らを壊しにやって来たんだよ
だから僕は生まれて来たんだよ
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