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血結び
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作詞 AKIGAS |
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「二人じゃないよ」
昨夜の猟奇傷害事件の現場に一致しない二つの血痕があったとしても
「死なないでよ」
昨夜の猟奇傷害事件の被害者にこう言える 二人の結婚があったとしたら
血の海をDiveして泳ぐ 人生なんてそんな物だろう
血痕の一滴一滴が身命の証明なんだ
先生分かるかい?
究極の幸い 浴びよオアシスの水
貴方の結婚を祝うよ おめでとうの拍手を
誰かの人生がキラキラ輝く時
きっと瞳に写生できるから
いつか時代が巡り巡って思い出を咲かせるその日まで
若葉みたいな願いを抱きしめながら
夕ヒが―(水平線)に沈んで死を告げる
赤黄色の空は灰黒色に塗り替えられる
分かっているけど
もしも火の鳥の血を飲んだとしたら
永遠に死ねないとしたら
「死」を羨望の眼差しで見惚れるの?
昨夜の事件は殺人になりました
死体も場所を取るから面倒だ
現代が悪魔って名乗り出たが為かなぁ?
先生分かるかい?
息の根を奪い 浴びよゲルニカの唄
大量の血痕が憎たらしく 心が被爆地だ
誰かの人生のエンドロール静かに流れる時
僕ら自分の名前を見つける事に必死だから
いのちが巡り巡っても自分の名前を残していたいから
誰かに必要とされた人生でありたいから
恥じらいを奪い 浴びよ抱擁の唄
貴方の結婚を祝うよ ありがとうの花束を
誰もみんな愛し合うことを そのすべてを
きっと心に射精できるから
その心を写生したい
いつか時代が巡り巡って思い出を咲かせるその日まで
若葉みたいな願いを抱きしめながら
落ち葉みたいな別れを踏みしめながら
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