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エピローグ
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作詞 sayu* |
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俯いた君の目に映っているのは
僕の、宙を彷徨う指先 それとも昨日たち
読めない胸の内を探り合って
もがいた傷跡が乾くまでを埋める
思いを馳せた手紙の一枚一枚を
ロウソクで燃やしていくように くすんでいく心 君と僕
いっそ溶け込んでいくような感覚
何もかも全て意味さえ失うのなら
深く息を吸って もう一度確かめる
君と同じ空間を、分け合っているイマを。
一瞬を永遠と呼ぶような世界の端で
僅かでも終わりの向こう側までを見据えたコトを。
さよならの重み 君の体温 定まらない天秤
駆け引きなどできない僕に、
午前0時の攻防 君の吐息 伝えたい心
何も持たぬ僕の手のひらで
甘く包む それだけ、それだけ
さよならの痛み 君の仕草 揺れている瞳
引き返せない日々に憂い
摂氏37度、微熱 喉の乾き はりついた言葉
嫌に熱い僕の指先で
そっと包む 君だけ、君だけ
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