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前日、泣いた日の
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作詞 5CAP |
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朝起きたらいつもの朝だった。
変わらずカーテンが揺れてて
そこから差す光で目が眩しくて
部屋の中から見る外の景色が
騒々しくて
ああ朝なんだ。
また繰り返すのだと悟った。
私はすぐに画面を見て
ため息をついた。
なにを焦っているのだろう
まだ4日しか経っていないのに。
数日前からだいぶ元気がない
それはもう周囲が
同情を通り越して
笑ってしまうくらいに。
生活にソレが重くのし掛かる
好きな物も今は食べたくない
なにひとついらない。
部屋から出たくもない。
それでいて
来るはずのないものに
期待をしては
ON / OFFを繰り返してる。
「心配しないで?」と
精一杯、背伸びをした
周りを巻き込んで
優越に浸るのは
趣味じゃなかった。
画面を見る時間が減った
最低限毎日必要な分だけ
画面を見ては12時前には寝る
そして、また朝が来る
それをずっと繰り返している
まるで仕事を家に持ち帰っているみたいで
作業してるみたいで
息苦しくて、
無駄に一日を過ごした気がして
「なんなんだろう?」って言葉だけが
頭から溢れかえって
不安と寂しさと吐き気が
溜まり続け
狂ったカラスのように
ベッドの中で泣き憑かれて
今日も眠る。
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