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糸
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作詞 シュシュ |
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世界中がもしも 真っ白だったなら
だれも夜に迷わないで
優しいままで
いられたのかも しれなかった
世界中のすべて 神がつくったなら
だれも闇に傷つかずに
素顔のままで
いられたのかも しれなかった
ひびく鐘の音も 涙の跡を消せないで
さわぐ風の夢も 魔法の声を消さないで
誰かがいまも 泣くように
誰かをいまも 愛すように
途切れながら つながってきたように
その手のぬくもりを
未来への扉の鍵にして
世界中の傷を この手で癒せたら
だれも人を嫌わないで
裸のままで
いられたのかも しれなかった
ふれる空の雨も 悲しみ宿して落ちては
なでる花の蜜も 綺麗な腕に変わりゆく
誰かがいまも 知るように
誰かをいまも 信じるように
離れながら つながっていくように
この手のぬくもりを
未来への扉の鍵にして
君は君の歌を きいた
僕は僕の歌を きいてしまった
もうどこにも かえらないで
いつか離れても
もう逢えなくなっても
その糸はどこかへと繋がる
夢じゃないと思える
誰かがいまも 泣くように
誰かをいまも 愛すように
途切れながら つながってきたように
その手のぬくもりを
未来への扉の鍵にして
強くなって
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