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ベニスの商人
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作詞 kaminote |
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絶望の街を
小さなキャラバンがゆく
通りすがる者は
身体に値札ぶら下げてらぁ
たかがツライだけ
そう思っていた若い自分
開かない瞼で
人生の領収書眺めてらぁ
とある街に一泊して
店のリンゴを懐に
売られる子供 買われる子供
眺めながら死んだ街をゆく
○誰か一杯の水をくれ
こんなハッピーな人生ギルティー
散々歩いた挙げ句
手に入れたもんはギルティー
ブラジル人のミラクルビラ配り
アメニモマケズ 立派なこった
嗚呼...
俺は曖昧な
白髪混じりのベニスの商人
拾った人間は
もう100を越えているでしょう
こんな世界じゃ
救われたくても救われない
でも、こんな身じゃ
結局何も変えることはできない
とある街に一泊して
店のリンゴを懐に
それを店主に見つかって
楽に過ごせる檻の中ってか
○誰か一杯の水をくれ
こんなハッピーな人生ギルティー
散々歩いた挙げ句
手に入れたもんはギルティー
ブラジル人のミラクルビラ配り
アメニモマケズ 立派なこった
嗚呼...
燃え上がるフロアーに
知らない女性が面会に来た
顔をぐしゃぐしゃにしながら
泣いてらぁ 泣いてらぁ
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