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アンサー
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作詞 kaminote |
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雨降りの午後 君は泣いた
僕は見ないフリをして 半開きの窓を閉めた
あり触れた景色 当然だと想った
僕は気付いていなかった 君の痛み 君との距離
蛇口から滴り落ちる雫
止まることもなく ポツリ ポツリ
二人の感情を重ね合わせてしまう
雨音は激しくなって 二人を嘲笑うかのように
○遠くに行ったのは僕じゃないよ
君の方だよ 本当だよ
存在を叫んだのは君じゃないよ
僕の方だよ 本当だよ
信じても結局は疑うのさ
アンサーのアンサーを知りたい
アンサーのアンサーを知りたい
晴天の午後 君は笑った
でも僕は気付かない 二度目の眠りについた
あり触れた景色 切り裂いて
僕は君を忘れてしまった 君の形 君の声
脳裏から消え去る君
振り向くこともなく フラリ フラリ
二人の距離はランドエスケープ
流れ雲は霧に変わって 二人を嘲笑うかのように
揺れるブランコ 子供の笑い声
揺れる街並み 微笑むカップル
流し目で見ては嫉妬して
蹴った小石も 遠くに飛ばなくて
問題もないのに 絞り出すアンサー
それほど難しいものはない
「君」という響きに敏感になり 冷たい旋風に吹かれてる
在りもしないアンサー 必死に探しながら
○遠くに行ったのは僕じゃないよ
君の方だよ 本当だよ
存在を叫んだのは君じゃないよ
僕の方だよ 本当だよ
信じても結局は疑うのさ
アンサーのアンサーを知りたい
アンサーのアンサーを知りたい
○知りたいことは 知らないこと
今思えば 僕は 君の事を何一つ知らなかった
僕が溢した アンサー
今は心に留めておこう
胸がギュッとなって痛むけど
アンサーのアンサーに気付いたよ
アンサーのアンサーに気付いたよ
誰も知らない地図を握り締め
君の背中に叫ぶ
「聞いてくれ! 僕のアンサー!」
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