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夜行性
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作詞 kaminote |
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止まることを知らない風になりたい
終電の電車を待つ あの娘の肩にそっと乗って
オレンジ齧った感覚が口に広がる
初恋の物語なんて 右脳にも左脳にも無い
愛されることに怯え
妄想と現実の狭間で潰れる
そうすると真っ赤な果汁が溢れ
人生の物語を知る
泣いたって 狂ったって 明日はハロー
鈍い痛みと絡まった日
知りたくもないほどに太陽は照り
昨日の晩飯を喰らう
俺は夜行性なんだ
一匹残らずぶちまけてるんだ
真っ黒な影を夜に溶かして
ずっと自分を隠している
温度感もなんもねぇ
ガムなら噛んで飲んだ
削り切ったコントローラースティック
脳天に響き渡るノイズの論
止まることを知らない風になりたい
終電の電車を待つ あの娘の肩にそっと乗って
ちょっとだけ後ろから肩を押して
ふとよぎる警報のベル
誰かがそっと立ち上がる
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