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冬避
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作詞 ばしょー |
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寒いから暖かくして
何でもいい、誰でもいい
ただこの寒さから守ってくれるなら
アナタでもいいわ
居場所なんて無かったから
今がこんなにも虚しい
「アナタといたい」
「実はワタシ、アナタが……」
そう言ってくれた彼女さえももういない
波が足を洗う 過去の記憶は未だ拭えず
悲しい音を奏でて、今日も海は歌う
冷たい風 鉛色の海原 そこに立ち止まる僕
冬がきらいです
だってこんなに寒いし、寂しいから
早く春になって欲しい
無理ならハルシオンかSSRI
逃げたくて、けど責任があるし
自分一人の季節じゃないから
前頭葉から発せられる言い訳
吐き気がする
死ねばいいのに
大嫌いな北風よ
なんでそんなにも冷たく、痛いの?
もう春はやって来ない
「アナタもそうでしょ?違う?」
そう……残念。
もう飛び降りよう、さよなら
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