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惨憺たる現実の悲しさは
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作詞 ばしょー |
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生きるとか死ぬとかどうでもいい
誰が何を言おうと関係ない
私は私だから
それが悲しいのが耐えられない
残酷な言葉の洪水
自分で閉めた箱を忘れて
「開かないよ」なんて泣いていた
心の隅 不可思議な夜空
あんなにも尊く、愛しかったのに
今は違うのがあまりにも辛くて
そんな自分が大嫌いなんだ
生きている感覚を忘れた
もはや停滞は死だ 生は傷を負った
教鞭から零れた学を虚と捉えた
躊躇いなく刃を振り翳す
急いでも明日は来ない
飲み干した惨憺たる悲しさを
掬いとってはくれないの?
救いとか笑っちゃうけどサ
今日も涙に濡れて悲劇に身を寄せる
生きるのって難しくて
傷付くことばかりだし
傷付けることばかりだし
もう全部投げ出したいって何度も思ったんだ
言葉は沢山知ってる、けれど
この悲しみを表せる語彙を知らない
幾度探しても、見つからない
累積した鬱、腐る自尊心
強請る欲、澄んだ眼差し行方不明
五月十五日の億劫 毎日を恐がり目を逸らす
恋愛、記念日、浮気、嫉妬、自殺、金、嘲笑
自分の言葉で自分を語れ
笑えなくなったね
あの日から……
現実の辛さを知ってしまいました
とても寒い 今日も寒いから
眼を閉じましょう。おやすみなさい。
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