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雨にも負けず.....
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作詞 ばしょー |
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咳が止まらない
寒い季節 白い吐息
震えた唇から零れた
「生きたい」の言葉
血の味がした
痩けた頬、剃り残しの髭
撫でた冷たさ
骨と皮の為に、どうか…泣かないで
散々今まで人を苦しめて生きていたから…
俺は今、こんなに辛いのだろう
もう飢えも乾きも感じない
けれど寒さと痛みだけは身を刺す
左腕から繋がる管の数
一滴……一滴……
名前も知らない液体が落ちて消えてゆく
俺はあと、どれだけいきれるのか
降り頻る雨は止みそうにありません。
神様どうか宜しくお願いします
大切なあの人だけは……どうか……どうか
「神様どうかお願いします」って……笑えるね
いつもなら「神様なんていない」って笑ってるのに
ほらどうした 笑えよ 笑ってくれよ なぁ?
虚しく慟哭が劈く
寂しくはない……けれど何故か涙が止まらない
暖かい優しすぎるあなたに何度も救われた
ありがとうじゃ足りないくらいの愛情
ありがとう。けど、もういいんだ
あなたは幸せに成るべきだ
流した涙が誰かの心を洗う
笑顔を手向け空へ舞う
どうか泣かないで どうか微笑んで
君が雨に濡れるのは耐えられない
生きてください。俺も生きるから。
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