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last letter
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作詞 ばしょー |
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掠れたペン
途切れ途切れの文字
破き燃やせ…
廃棄物を増やして生きています
拝啓「」様へ
書き進められない手紙の山
何度思いを書き連ねたか
その度に千切り捨てた
無表情のままに書き殴る
「君の素敵な笑顔が腐ってゆくのがとても面白くてずっと見ていたいと思わせるのも君の狡猾さだと知ってから僕は君に興味すらなくなったし嫌悪もしないただ君が朽ちるまで僕は生き続ける……それからもずっとずっと僕だけは生き続けるけどね(笑)」
あの日 分かるでしょ?
涙を拭いたのは私じゃない
愛おしい 愛おしい君の嘘
夢も希望もない世界
貴方しか要らないし許せない
そう理解していた筈なのに…
キスの味はモノクロの苦味
「実際に気付かされた頃には手遅れで結局アンタの為の養分に過ぎなかったってコトさそれじゃあ馬鹿は俺一人って分かった頃には俺はお前を殺した」
もうお別れだ。
あの日 分かるでしょ?
涙を拭いたのは私じゃない
愛おしい 愛おしい君の嘘
ようやく書き終えた
最期の言葉はきっといい言葉だと思う
精一杯の愛を込めて
「」
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