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八日目の蝉
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作詞 ばしょー |
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悲しみだけに浸る
ふやけた頬は冷たく冷えて
なんにも変わらなかったって
どうしょうもなく変われない君は
何処に向っているんだい?
上を向いて生きている
何時かオマエに会いたくて
暑すぎる熱が俺を焼くけど
それでもオマエが愛しいんだよ
だからほら、でっかく鳴いてるんだ
暗がりの中でも君を想った
くだらない理解なんていらない
ただ今だけは
もどかしいくらいに理由を求めてる
君が好き
その言葉遣いを明日に願って
七日目の生命を燃やす
足らなかった生命
土くれに還って誰か迎えに来た
そうやって世界は回る
主役は交代して行く
次はアナタが「八日目」を生きて
今日は俺が産まれる日
昔の俺から貰った「一日目」で
お前を探すよ
もしも終焉《おわり》までに見つけられなくても
八日目の蝉になるから
時の狭間で涙を啜る
俺は脆い、なぜ?
オマエの為に生命燃やしたい
君よどこ?
陽炎ゆらゆら
夏の風に拐われた褥
アナタの側が俺の世界
明日も振り向かず
君に辿り着くまで……
今日も俺は想い生きる
そしてまた夜が明ける
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