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泳げないウミガメ
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作詞 マギー農場 |
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あぁ ドアを開けて簡単な言葉で
振り返ることもないまま 出ていった
外はもう虹がかかって
雨は止んで傘は閉じ 開いた両手に
陽差しは降り注いで 雲は溶けてった
インスタントでもコーヒーはおいしいよ
机のシミはこぼした跡 忘れたよ
君だから嘘をついた
スクランブルになってく 心を突くもの
タンスの奥がきしんで 何か挟まってる
真っ昼間だったから 君の顔がよく見える
なんとなく なんとなく まるで水中を泳ぐのが苦手な
僕は 実は泳げないウミガメだった
絵空事言って はしゃぐのが好きだった
開かない傘 虹はまだ見えるかな
コンビニのレジで君は
会釈交わすようになり 僕は外を見た
何だか思い出した 君に言った言葉が
何にもなれず波に揉まれて
バタ足でもがく僕はカメだった
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