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棒人間
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作詞 SYOTA(00s) |
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もうやめよう 砂漠の中にいる君と
同じ事を出来るはずがないと思った
僕は森の中に帰ろう
君の手を取りたかったけれど
爪先立ちでは倒れそう
それを支えるのが 僕の日常に
群れの中では 僕も他人(ひと)から見れば
棒人間だったんだね
僕は見てた か弱そうな君を見ていた
細い手足に 手を差し伸べたくて
君から見れば僕こそ か弱そうに見えてたのかも
長い長い夜には 涙色の星がよく似合うよ
田舎(ここ)から見る星は
都会(きのう)より 綺麗に見えている
名前も知らない樹の下で膝を抱えていたら
雨がぽつぽつと 水溜りを作ったんだ
そこに映る僕は やっぱり棒人間
僕は見てる か弱そうな僕を見ている
胸の締め付け もうこれ以上なく
冷たい雨が胸打つ か弱そうな僕の胸打つ
高い高い樹の上 小さい頃思い出し笑うよ
夢より遠い場所 あと一歩で綺麗にさようなら
名前も知らない樹の上で君の所に行くよ
雨はまだ止まず 水溜りが増えたんだ
そこに浮かぶ僕は やっぱり棒人間
細い細いこの腕 誰が掴んでくれるの
僕は男 誰も気づいてくれない
気づいたときには もう手遅れ
長い長い人生 先が見えなくなったよ
僕は男 強いはず 強いはず でも
君よりも脆く 崩れ落ちる
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