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カタヌキ
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作詞 小雨ねむ |
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体育館裏叩かれた頬は腫れていた
教科書は破り捨てられていた
教室には席がなかった
叩かれてない内側が痛かった
ゴミ箱に弁当次の日は画鋲入り
母には美味しかったって笑ってる
好きも嫌いも隠さないから
刺さるむき出しの感情
痛い痛いって泣いていた
ここにいたくない
目をくり抜いて
何も見えなくなってしまえば
みんなの視線や落書きに
怯える必要はなくなるのにね
胃をくり抜いて
点滴だけで生きられたら
あなたの嫌がらせにも
胃が痛くなることはなくなるのにね
常に陰口の対象
人間一人として最小
息苦しいこんな場所
生きるのも困難な場所
無邪気さの刃物を突きつけられて
身体を通り抜けて傷ついた
心の傷にカサブタはできない
血の代わりに涙を流すしかない
痛い痛いって泣いていた
ここにいたくない
目をくり抜いて
何も見えなくなってしまえば
みんなの視線や落書きに
怯える必要はなくなるのにね
胃をくり抜いて
点滴だけで生きられたら
あなたの嫌がらせにも
胃が痛くなることはなくなるのにね
心をくり抜いて
感情なんてなくしたいのに
心がどこにあるのかわからない
わからないもので私達一喜一憂してるのね
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