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0(ぜろ)
作詞 小雨ねむ
重いまぶたを開いた
視界がぼやける
気づけば寝てしまっていたのだろうか
夢を見ていたのだろうか
耳鳴りが重なり
頭に消えていった夢現は
浮遊してる迷子の
何か名前のないもの
記憶が渦になって
正しさを透かしていく
君はうずくまって
袖を濡らしている
どうしたの声をかけても
返事はない
どうしたの顔を上げてよ
返事はない
見えない糸がはちきれそう
後ろからそっと抱きしめようとして
すり抜けるように
ふたりの距離が開いた

ねえ名前を呼んだら振り向いてくれよ
言葉は胸をすり抜けて
明日もその明日も共に過ごすから
ただ共に過ごすから
ねえこの声に応じて微笑んでくれよ
想いは胸をすり抜けて
どうしてまるで僕がいないかのように
ねえどうして涙を流しているの

会話のない時間が続く
君の横顔鏡に写る
嫌がることをしてしまっていたのか
怒らせてしまっていたのか
頭が地に足ついていない
浮足だって浮いていない
昔から鈍いから
気づいたら傷付けたりして
きっと思わぬうち
口にしてしまった言葉
あの時かこの時か
嫌われることをした
何が嫌だったと聞けど
返事はない
どれだけ言葉を待ったとしても
返事はない
見えない糸がはちきれそう
後ろからそっと抱きしめようとして
近づけなかった
近づくのが怖かった

ねえ機嫌を直して振り向いてくれよ
言葉は胸をすり抜けて
僕がなにかしたなら謝るから
もう誤らないから
ねえこの声に応えて微笑んでくれよ
想いは胸をすり抜けて
どうしてまるで僕がいないかのように
ねえどうして涙を流しているの

ねえ愛しているよ
ねえ返してくれよ
言葉は下から透けて
届くまでに消えたすべて
君は遠い目をして
写真を見つめている
一体どこに行くの
僕はここにいるよ

ねえ名前を呼んだら振り向いてくれよ
言葉は胸をすり抜けて
明日もその明日も共に過ごすから
ただ共に過ごすから
ねえこの声に応じて微笑んでくれよ
想いは胸をすり抜けて
どうしてまるで僕がいないかのように
ねえどうして僕は涙が出ないの

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歌詞タイトル 0(ぜろ)
公開日 2019/09/20
ジャンル ラップ・ヒップホップ
カテゴリ その他
コメント どうして僕がいないかのように
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