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雨の歌
作詞 小雨ねむ
夕焼けも見えず灰色の空だ
これが小説なら心理描写だったろう
死にたくはないけど死にたいが口癖で
代わりにてるてる坊主が逆さに首吊った
窓の中に雨が見える
閉じ込められた水槽のよう
硝子をうちつけて僕を責め立てる

雨は好きだった
大した理由もないけど
僕の心が暗いのに言い訳ができるから
雨は好きだった
涙を流したかわからなくなるから
傘は持っててもずぶ濡れのまま

月が見えない綺麗とは言えない
こんな言葉じゃ誰にも届かない
行き場はないけど生きるしかない
増やしたてるてる坊主は慰めにもならない
雨音だけがこだまする
空白で反響を続けて
大きくなりすぎて僕を貫いた

雨は好きだった
大した理由もないけど
僕の心が暗いのに言い訳ができるから
雨は好きだった
涙を流したかわからなくなるから
傘は持っててもずぶ濡れのまま

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 雨の歌
公開日 2019/03/12
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 雨は好きだった。大した理由もないけど
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