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症候群
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作詞 小雨ねむ |
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閉じ込めもしもで回る置き時計
音だけが響きあるのは意識のみ
動かない体狭間荒れた墓場
まるで人形無為に打つ心臓
ない幸せ腐った屍
永遠の苦痛しかない花も散らない
ただ数を数える明日も迷える
時間が永遠のように長い
雲は高い空は赤い
花は散りだし死にたいでも死ぬこともできない
家族の負担キャベツが腐乱
課された看護白いサンゴ振られた番号
ストレス蔓延り虫が春に蠢く
喧嘩連日連夜
死ねと言われ線が引かれ
汚点で塗ったお面
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
物のように扱われ
微かな願いも
どこかへ行った
花は散った
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