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四国遍路
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| 作詞 やつふさ |
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男６１ 何を惑い
発心行脚の 旅に出る
お京の黒髪 切り捨てて
私に向かって歩く路
極楽安楽 １０の楽有り
四国三郎 流れる水に
過ぎた私の 時を見る
室戸岬は 火つ岬（ほっつみさき）
明星探して 窟籠り（いわごもり）
空と海が ひとつになると
心と身体を試す路
同行 二人と 打ち戻る
心を鳴らす 讃岐の鳴石
今の私の 時を見る
遍路ころがし 経ヶ森
迷える私を 引き寄せて
ご利益よろず屋 あげいしさん
昔を偲んで歩く路
心を静めて 手を合わす
誰もが通る 渡らずの橋
明日の私の 時を見る
振り返っても 道はない
前を見ても 切りがない
今あるものは、すべて過去
私が私に 重なる道
般若心経 祈りには
我ありて 一切空なり
澄みわたる月 清らかなり
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