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繋ぎ芝居
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作詞 10549 |
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闇を 破る 太鼓囃に
合わせ 狂い 舞い踊れ
そして 己 在るべき姿 指し示せ
手と手 繋ぎ 交わした契り
守り 抜いて 成し遂げる
ために 魅せる いま幕が開く 独り舞台を
此処に 生(せい)を享(う)け どれほど経ったか?
少し 夢うつつ 彼我(ひが)との時間は
既に 悠遠な 愛おしい過去よ
しかし 今もなお 色褪せぬ瞬間(とき)
皆が 去った この舞台(せかい)で
何を 感じたらいい?
語り 伝う ことはすれども
しかと 見聞き する者なし
闇夜 照らす 星明りたち
見上げ 誓い 勇み立て
記憶 辿り ふと回顧する 或る笑顔
心 揺らす 蜜の罠たち
自我を 通(とお)し 振り解(ほど)き
一縷の 望み 捨てずに前へ また出逢う日まで
何度 見てきたか 散りゆく想いを
我が身 降りかかる そんな日が来ると
案じ 焦燥に 囚われるけども
切(せつ)に 願い継ぐ 尽きることなしに
声を 空(くう)に 発してはみる
『何処に 進み 演じればいい?』
導(しるべ) さえも 行方知らずで
道の 半ば 見えぬ終幕
闇を 破る 太鼓囃に
合わせ 狂い 舞い踊れ
そして 己 在るべき姿 指し示せ
手と手 繋ぎ 交わした契り
守り 抜いて 成し遂げる
ために 魅せる いま幕が開く 独り舞台を
闇を 溶かす 志(こころざし)たち
まさに 誓い 果たす時
前を 見据え 目に焼き付ける その笑顔
心 癒す 物語たち
決意 胸に 立ち向かい
叶う 望み 進む二人は 新たな舞台(せかい)へ
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