|
|
|
仮面
|
作詞 痲南魅 |
|
子どものころの僕は何をしているだろう
人は仮面を付けた僕を僕と認知し
君は仮面を付けた僕を愛す
君が愛してるのは僕の仮面なんだよ?
君は仮面をとった僕を見て
また好きと言ってくれるかな
怖いよ
仮面がなければなにも出来ない
いつの間にか仮面を付けた僕が本当の僕になっている
飲み込まれる蝕まれるもう外したくても外せない
僕を好きという君も仮面なんだろうか
皆仮面をつけてるんだろう?
素を出せる?本当かよ
それが本当なら羨ましい
僕には出来ないことだから
ちがう
わかってる
君の気持ちは
僕のために外してくれたんだろ?
痛かったよな怖かったよな
ありがとう
僕も君になら
この醜く染み付いた貼りついた仮面を
本当の僕を
あのころの僕はどこにいるんだろう
君は仮面つけずに接してくれたのに
僕はそれを生身の君をキズつけた
ただ僕にとって無いといけないものを
つけずに近づいてくれる君が怖くて羨ましくて
愛おしいのに
ごめんね
この仮面も素顔も全部愛してくれてる君を
信じてる
愛してる
学校を卒業し社会を知った僕は
仮面を付けることをよぎなくされた
そうしなければいけない世界だと知った
いや社会に出たからじゃない
大人になるにつれ徐々に分厚くなっただけかもしれないな
あ
今気づいたよ
この仮面の名を
ずっと共にした君の名を
この仮面の名は
「成長」
|
|
|