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ヘッドライト
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作詞 麻葵さくや |
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ヘッドライトが掻き分けていく暗闇に
今の自分を重ねて見ている
身動きも取れない こんな夜で
明るい光があれば どんなに良いだろう
盆過ぎて深夜の田舎道はこんなに
寂しくて魅力的に映って
雑踏を踏みしめる あの重圧を
弱々しい街灯が溶かしてゆく
このままどこかへ消えてゆくのか
そんなワケは無いな さあ帰ろう
理不尽な世界に身を委ね
息も絶え絶えで僕らは
闇をもがき 果てのない この日々を
訳も分からず走るだろう
盲目でも貫こうと拙い正義は
夜霧の中を迷走しても いつか見える
妬み嫉みを棄てて
揺るぎない正しさを
今は走る 静寂の夜を
走る 走る 走る
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