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人らしからぬ
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作詞 つだけんと |
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人らしからぬ日々に 意味を問い質した
幸か不幸か それが人間臭さと呼ばれた
ネオヒューマニズム 政治資金 不正支出 義援詐欺
善悪の騙し合い 自国中心主義 人以外の軽視
人らしからぬ
仏に神頼み ルンプロ 職安 行列待ち
マルチチュード エチュード 素人芝居
かつての夢はターミナル 尊厳死を迎えたい
最期の望みなら きっと贅沢なことじゃない
人らしからぬ
人々が見て見ぬ振りをするから 混迷極めた母親は
縋り付く様に駆け込んだ 堕落したシャーマニズム
夕方の茶の間を駆け抜けた悲劇も やがて過ぎ行き
次のニュースは 家族愛の特集へ
人らしからぬ者であれ 愛の末、宿した命を可燃ゴミとするなら
もう愛なんていらねぇ 人を愛せない人らしからぬ者であれ
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