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眠れぬ夜がいよいよ静けさを増す頃
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作詞 つだけんと |
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眠れぬ夜がいよいよ静けさを増す頃
思考は暗闇の袋小路に迷い込み
街灯どころか月明かりすらなく
引きずる死体の名前などない
彼女が隠しきれない醜さを現した頃
僕はと言えばその醜さにたじろぎ
安っぽい心を奪い取られたと
悲観して泣き寝入り 欝
眠れぬ夜がいよいよ静けさを増す頃
夜の帳は僕のすぐ後ろまで来て
あの日あの時の友の笑顔さえ
飲み込んで吐き出した 感傷
言葉にしたこともないまま諦めた
僕の陳腐な夢を聞いてくれますか
失笑した石が 憎く思えて
自分がさらに嫌いになるだけだった
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