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少年
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作詞 つだけんと |
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あの頃の僕は 夏日のように熱を増し 泣いて笑って
夢が叶うと信じ 明日になれば全て上手くいくと思って
現実は違って 人間関係 陰口 心が怯え 泣いて泣いて
バイト帰り 夜の10時 期限切れの弁当を手に
夏の夜風に 冷めた熱情 諦めにも似た現実感
イヤホンから 夢を追う男が 人生を歌う 明日を歌う
それに背を押されたことは事実 突き落とされたことも事実
向上心とか上昇志向とか それが雑念というなら
僕はもうこの社会でやっていける気がしない 社会不適合者か
夢物語とか憧れを持つとか それがうざったいというなら
夢を見させるなよ 憧れを抱かせるな ちゃんと教育してくれよ
雨曝しの日々に薄明かりを 曇天の隙間から差し込んでくれ
これまで抱いた夢が 今まで積み上げた努力が 鼻で笑われてなるもんか
歌を歌いたい 詩を書いていたい 誰かを感動させたい 人のための人になりたい
それらが全て雑念というなら 僕はもう生きていたくない 自殺志願者の出来上がり
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