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泣くほどすきだったわけじゃない
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洗ったシーツから
嗅いだことのある香りがして
不覚にも、名前を呼んでしまった
ウソツキとオンナタラシと
悪口を言いたかったんじゃない
あなたに見合うひとに
なれていたら、なんて
泣くほど好きだったわけじゃない
ただ、あなたの心をくすぐって
笑わせたかったと思うだけ
膝まですっぽりと
Tシャツかぶせて
“あまのじゃくポーズ”
不覚にも、あの夜を思い出した
泣くほど好きだったわけじゃない
ただ、素直になれと怒ったあなたに
甘えてみたいと思っただけ
あなたがいないと戻ってしまう
あなたが溶かした“あまのじゃく”
幸せってこういうものだ、と
教えてくれた指先は
暖かかったなあ、なんて
泣くほど好きだったわけじゃない
ただ、隣で背中を撫でたいと
君でよかったと思ってほしいと
はじめて愛をくれたあなたを
明日は私が愛したいと
すこうし、泣きたくなっただけだよ
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