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私はその手に彼女の証を
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作詞 higurashi |
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名前も知らない一人の少女 泣いて笑って元気な子
そんな彼女と偶然出会ったあの教室で 私はその手に彼女の証を
初めて会った彼女は一人 ただ懸命に何かをしてた
私はそんな彼女に興味を感じ そっと隣に近づいて
「何をしてるの?」そう聞いてみた
驚く彼女と私の二人 少しの間流れる時間
彼女は私に笑顔を向けて
「大切な人への贈り物」そう呟いた
それからは毎日が楽しくて
一緒に遊んで 彼女のことを手伝って
一人また一人と友達が増えていき
一つまた一つと思い出が重なった
過ごした日々は変わらずに 今も私の中にある
笑って怒って涙して あなたと作った宝物
心が壊れてしまわないよう 人は悲しみを忘れていく
だから覚えていられるように 大切にするよ君との証を
偶然出会った一人の女性 隣の少女がポツリと言った
「お姉ちゃん」少女の声は届かず消える
ある時聞いた一つの噂 それはある姉妹に関わる話
事故にあった少女の霊が 時折教室に姿を見せる
数年前の悲しい出来事 ただそれだけの話
心の奥で何かが少し無くなった
それからの毎日は少し不思議で
一人で遊んで? 彼女の手を取って...
一人また一人と彼女のことを忘れて
一つまた一つと彼女のことが消えていく
過ごした日々は変わらずに 今も私の中にある
笑って怒って涙して あなたと作った宝物
心が壊れてしまわないよう 人は悲しみを忘れていく
だから覚えていられるように 大切にするよ君との証を
しばらく過ごして再び出会う あの時出会った一人の女性
私は思い出す 「お姉ちゃん」
私は戻るあの教室に そこには一人佇む彼女
彼女は最後に笑っていった 「ありがとう」
机の上には一組の手袋 彼女と作った大切なもの
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