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Lullabies
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作詞 CROWN |
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水平線を見つめる少女の側を
時間は風のように過ぎてゆく
彼女の父がここを発ったのはついさっきのこと
彼を乗せた船が悲しげな影に染まってゆく
お陽さまに背を向けることなく、
清く正しく暮らしていれば
わたしはまたここに戻ってくるだろう
そのときはまた子守唄を唄ってあげよう
あれから海は幾度となく荒れ、
空は激しい怒鳴り声を散らした
それでも彼女は港にひとり
永遠に等しい時間を彼の帰りを待つことに捧げた
お陽さまに背を向けることなく、
清く正しく暮らしていれば
わたしはまたここに戻ってくるだろう
そのときはまた子守唄を唄ってあげよう
水平線を見つめる老婆の足元に
時の終わりがさざ波のように迫る
彼女の父がここを発ったのはもうはるか昔のこと
彼を乗せた船はついに戻ってこなかった
お陽さまに背を向けることなく、
清く正しく暮らしていれば
お前は深い眠りに就けることだろう
わたしはもうお前に子守唄を唄ってやることはできないから
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