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星が一つ落ちた話
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作詞 aki-あき- |
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彼女は月からやってきて畑の上に立つ
夜の闇を仄かに照らす 蛍みたく
肩まである黒い髪は少し肩までなびき
手をひらりひらりと 優雅に挙げれば そのとき
星が一つ 星が一つ落ちた
そして彼女の中に吸い込まれた
彼女は首をちらりと向け僕を見るけど
君の輝きはどうやら僕には映らない それでも
僕はドキッと 僕はドキッとした
だって彼女が何をするか分からないから そして
彼女はジーッと 彼女はジーッと見た
僕の瞳にはもう君しか見えなくなった
君は僕の近くまでワープして
白く光る肌が僕と重なった
僕には君の囁く声がしたけど
何も分からずに僕は頷いた そのとき
星が一つ 星が一つ落ちた
そして君と僕の間に消えてった そして
僕はもう 僕はもう朧気で
朦朧の隙間で君と踊ってる それから
君が回る 君が回る 蝶のよう
何も言わずにフェードアウトして そのあと
目が覚めて 目が覚めて 気づく
月の上に独りきりにされた
目の前に地球 僕は今 月にいる
誰か迎えにきて 迎えにきて
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