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黒昼日和
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| 作詞 まろかず |
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噛みつく 絡みつく カッターナイフ
細切れの唄 編み直せ
過去が グズグズに 朽ちて二度と 会えない
いつ見ても 変わらない。そう思ってた
それでも針は 弧を描く
未来がグズって 待って 待って 置いてかないで....
振り落とされて 停止したんだ 僕は世界に 独り取り残された
糸の切れた人間を 横目に見る 独りぼっち
永遠の昼に 狂っちゃいそうだ
僕のいない世界 君は早送り 僕は引っかかって
本当は望んでたろ？ 独りの世界で 踊り狂え
真っ白な世界で 数千年 真っ暗闇で 数万年
時間を失った 僕は....僕は....
億兆年 収束してゼロ
「当然」が恋しくて キレイなものだけ 閉じ込めたくて
「嘘」で黒く汚れた僕の手
積まれて 崩れて 小さくなってく
全てが 無機質になってく
景色がドロドロに 溶けて見えなくなる
縮んだ 手のひら大の世界は 僕を飲み込む闇になって
片脚が泥沼に 因われて動けない
熱を失った太陽が 黒く滲んだ嘲笑を 浮かべて固まってる
彩られていた物が 淡く輪郭を ぼやかしてく
愛しい記憶を 置き去りにして
君は早送り 僕は引っかかって
僕はどこにいるの？ 指の甘皮を噛んだ
切り取った時間が 唄になる
崩壊した世界が 鍵になった
透き通った 鮮やかな 思い出色
０秒前の音と変わらない 平凡な声
動き出した世界に 雫が垂れる
「当然」が恋しくて
今日も明日も 記憶が 鳴いている
泣いたサイレンが 別れを告げる
今日も記憶が 何かを失い続けて
叫んでる
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