|
|
|
リグレット
|
作詞 まろかず |
|
生きてきた 今日まで生きてきた
でももう疲れた もうやめようかな
心臓始まって十何年
僕の心よ お疲れ様
両眼にくまを作った深夜
何をしてたんだっけな
いくら笑っても満たされなくて
いくら泣いても空っぽにゃなれなくて
どうすればホントの生を手に入れられる?
どんな偉人の本を読んだって僕ら凡人には理解不能
全力で生きる、なんて、そんな、
大げさなテンプレートにケチつけて
いくら時間が経っても
いくら大きくなろうとも
感受性は衰退するだけで僕らは機械に近くなってく
どんな大きな夢を描いても
どんなに堅実に生きても
どこかで必ず
いつかは必ず
心臓が終わって数十秒
それでも僕はまだ生きてる
薄れゆく意識の中には
薄っぺらい十数年分の走馬灯
どんな楽しい思い出も受け容れる気は
なくなって
いつもなら楽しく過ごせた時間も
毎回のように後から出てくる後悔にかき消されて
何も思い出せなかった
もっと前を向けたら良かったのに
なんで死んだんだろ
楽しかった日はちゃんとあるよ
嬉しかったこともちゃんと
もう少し前を向いて歩こうか
次回の人生に期待を抱く
もうあんな馬鹿なことはしない
一つ一つの思い出を
噛み締めて前向いて生きようか
|
|
|